うさぎたちの島
フェリーに乗って10分くらいでいける島には
うさぎ達の楽園があります。
歩くだけでうさぎがやってきて靴を齧ってゆく
この島は大久野島といいます。元々は旧日本軍の毒ガスを作る工場があった島で、今でもその名残が至る所にあります。今では沢山のうさぎ達が島を闊歩しており、道の真ん中で座っている子や、スイートコーンを取り合う子達の姿を見る事ができます。
宿泊や食事の施設もあり、道具を持ち込めばキャンプも楽しめます。時期によってはプールなどもあるらしいですね。私は冬に行きましたが
旅に疲れた方は、是非この大久野島へ行ってみる事をオススメします。ゆっくりと流れる時間と瀬戸内海、そして沢山のうさぎ達が癒してくれます。
ただ、うさぎは強い生き物ではありませんので
追いかけたり、抱きかかえたりしてはいけません。
食べ物も推奨させているものを与えましょう。
ちなみに島には2つの船着場があり、時刻表をちゃんと見ていないと船に乗れません。19:00には最終便になりますので注意しましょう。私は危うく野宿になりかけました!
それでは、良い旅を
京都の隠れお花見スポット
季節感が明後日の方向に向かっていますが
今日は京都の隠れた花見の名所を紹介します。
その場所は京都の都心から離れた西京区にあります。地図でいうと、この辺り↓
市内バス1日乗車券の適用外の場所になるので
バスに乗る時は注意です。私は3回程この場所に行きましたが、2回はバスを間違えました。(一応、間違えても10分程歩けば辿り着けます)
目的地は "勝持寺" です。花の寺とも言われています。名前の由来は桜に魅入られた歌人【西行法師】の残した西行桜から来ています。
まさに桜の名所なのですが、アクセスの問題からか
シーズンでも割と空いています。
仁和寺などに行ったことのある人は分かると思いますが、都心の名所は行列が出来るレベルで人がいます。
西行桜はその年も綺麗に咲いていました。
きっと来年も綺麗に咲くのでしょうが、コロナの影響もまだまだ続くのでしょう。実際に行けるのは
もしかするとまだ先になりそうですね...。
今回は綺麗な場所の紹介でした。
桜の季節、京都。これから夏を終えて秋、冬を過ぎたら世界はどうなっているのでしょうか?
また、自由に旅がしたいものですね。
〜蛇足
お寺に行く際、実は道に少し迷っていました。近くに神社があったり、神社と道が繋がっていたりして慣れていないと結構分かりづらいかもしれません。
そこで、私は竹林の方に入ってしまって、そこには沼がありました。水面に落ちた桜の花びらが散らかっていて、流れがない沼はそれが浮いたままになっているんですよね。けれど、全く流れが無い訳では無いようで花びらは沼の上に水紋を描くのです。
それはそれは神秘的な光景でした...
日本の不思議な場所を探して
これまで旅をした不思議な場所や綺麗な場所を
今日から紹介して行こうと思います。
京都右京区嵯峨野方面にある愛宕山。 火伏せの神である火之迦具土神(ヒノカグツチのかみ)を祀る神社が山頂にあります。今日はこの場所の思い出を書き留めます。
大体片道4kmくらいの山道で、序盤は木と土の階段が続きます。山ですが、森のような地形になっていて、湧き水も多いためか湿度が高いです。
小さい山と侮らずにちゃんと飲み物と非常食の用意をして臨みましょう。(過去に1敗してます)
体力的に厳しいと思ったなら、その瞬間が下山をするタイミングです。
この山を登り続けると、中腹で平な道へと変わります。私が行くとなぜかいつもこの先で天候が崩れます。
こんな感じ↑のお地蔵様があって、
向こうの山や、嵐山の街が見えます。
涼しい風が吹いてきて、ここから快適に歩けるようになります。ここで、体力の回復をしつつ終盤に備えましょう。
残り1キロくらいの場所に、ケーブル跡地の看板が
あります。こちらは山頂行きではありませんが、行くとケーブル跡地の廃墟を見ることができます。
ちょっと不気味でしたが、人工物が朽ち果てている姿って少し神秘的に感じます。端的にいうとエモいです。
最後の800mくらいの所になると、前から
霧が流れてきました。登っているとすぐに私は霧に包まれてしまって、まるで異世界に来てしまったかのような感覚に陥ります。
粒が見える程の濃度の霧が前から流れてきて、
私の服をじっとりと濡らしていきます。しばらく行くと楼門と、鳥居が見えて来ます。
しばらく、この光景をぼーっと見ていたと思います。風に煽られて山全体が鳴いているような音を鳴らすんです。ちゃんと元の世界に帰れるかなと心配にもなります。
その後は、ちゃんと社殿に着いたので
お参りして、神職の方々がいたようですので
少しお話をして下山をしました。
帰りは良い良い。でして、すぐに霧も晴れてしまって太陽が顔を覗かせましたので、自販機で飲み物を補充しつつ、おにぎりを食べて一休憩。
神秘的な気分になれる霧と山の旅
貴方もプチ異世界旅行はいかがですか?