日本の不思議な場所を探して
これまで旅をした不思議な場所や綺麗な場所を
今日から紹介して行こうと思います。
京都右京区嵯峨野方面にある愛宕山。 火伏せの神である火之迦具土神(ヒノカグツチのかみ)を祀る神社が山頂にあります。今日はこの場所の思い出を書き留めます。
大体片道4kmくらいの山道で、序盤は木と土の階段が続きます。山ですが、森のような地形になっていて、湧き水も多いためか湿度が高いです。
小さい山と侮らずにちゃんと飲み物と非常食の用意をして臨みましょう。(過去に1敗してます)
体力的に厳しいと思ったなら、その瞬間が下山をするタイミングです。
この山を登り続けると、中腹で平な道へと変わります。私が行くとなぜかいつもこの先で天候が崩れます。
こんな感じ↑のお地蔵様があって、
向こうの山や、嵐山の街が見えます。
涼しい風が吹いてきて、ここから快適に歩けるようになります。ここで、体力の回復をしつつ終盤に備えましょう。
残り1キロくらいの場所に、ケーブル跡地の看板が
あります。こちらは山頂行きではありませんが、行くとケーブル跡地の廃墟を見ることができます。
ちょっと不気味でしたが、人工物が朽ち果てている姿って少し神秘的に感じます。端的にいうとエモいです。
最後の800mくらいの所になると、前から
霧が流れてきました。登っているとすぐに私は霧に包まれてしまって、まるで異世界に来てしまったかのような感覚に陥ります。
粒が見える程の濃度の霧が前から流れてきて、
私の服をじっとりと濡らしていきます。しばらく行くと楼門と、鳥居が見えて来ます。
しばらく、この光景をぼーっと見ていたと思います。風に煽られて山全体が鳴いているような音を鳴らすんです。ちゃんと元の世界に帰れるかなと心配にもなります。
その後は、ちゃんと社殿に着いたので
お参りして、神職の方々がいたようですので
少しお話をして下山をしました。
帰りは良い良い。でして、すぐに霧も晴れてしまって太陽が顔を覗かせましたので、自販機で飲み物を補充しつつ、おにぎりを食べて一休憩。
神秘的な気分になれる霧と山の旅
貴方もプチ異世界旅行はいかがですか?